
その指揮を執っている四大神官ネログリフは悪い奴には思えないが、これが治癒を名目にしたリーヴァイ教の侵略活動に違いないと確信したアベルは、事件を影で操る黒幕をあぶり出すべく行動を開始した……。
誰でも自分を基準に考えてしまい、これくらい自分にとっては簡単なことだと思えば他人にも簡単なことだろうと期待し、自分ではやらないことなら他人もまさかやりはしないだろうと考えるのが人間というものですが、アベルにとってその判断基準がアベル自身だったということは、リーヴァイ教にとってはとっても不幸なことだったのでした……。
「いや……呪ってないで目の前にいるんだから今出て来いよ」
大いなる水の神とちょっとやり合ってしまったアベル。
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