学園小説(不思議や超科学あり)
金にがめつい2級冒険者エンディ・スカイグラスは転生者。チート能力らしきものはあったけど、中途半端な強さで成長限界を迎えてしまって高止まり。なんでもそこそこできるが一流には成れないとわかってしまった。 そこで考えたのは、ド田舎で冒険者の教室を…
「あったら本当に困るリスクなんて誰も知りたくないわ。業界があれば裏を覗きたくなるのは分かるけど、みんなが知りたい真実は『何だそんな事か』よ」 だからみんな心霊現象は信じない。 東京から南に500キロの太平洋上に建設された、メガフロート集合体・海…
「共存というのは、完璧である必要はない。お互いに少しずつ譲り合えばいいのだ」 河童のカワ太郎は東京都水道局の田中は諭す。 家に居場所のなかった少年は、村はずれのお山で「お姉さん」と過ごしていたが、それを「魅入られている」と警告されて東京で暮…
「あなたが拾った何の変哲もない生徒手帳」という体裁の1冊。お薬手帳サイズの生徒手帳に校則・時間割・許可欄・年間予定表とか生徒手帳にありがちな項目がぎっしり印刷されていて、それに手書きでツッコミとか覚え書きとかあれこれ書き込まれている装丁の…
「ライトノベル」という言葉が生まれる以前に「ソノラマ・コバルトもの」というようにアニメやマンガのイラストを起用した少年少女向け書籍の代名詞となっていたコバルト文庫。レーベルとしてはまだ存続しているのだけれど電子書籍主体になってしまったコバ…
中学2年の国語の授業で浅井操が音読させられた読書感想文。教師に晒され感想というていでクラスメイトにバカにされたみたいで捨てるつもりが、そんな作文をコピーでいいから欲しいという者がいた。色白の人形みたいな少女、後ろから3番目の席に座っていた…
「人間の心が気持ちよくって、隙あらばそばに寄りたい、中に入り込みたいと思ってるあやふやな存在は、私のほかにもたくさんいるよ」 ヨシユキが自分の鞄の中に見つけたのは、買った覚えのない本。しかも大半が白紙で巻頭になにかの脚本らしき登場人物一覧が…
「真実は、いつも一つ!」「じっちゃんの名にかけて、必ず犯人を捕まえる!」 盗まれた魔導二輪車は世界に8台しかない試作品で足がつきやすく売り飛ばすことは困難。とてもプロの盗賊団が狙う獲物ではない……。名探偵ビスケス・ラヴァンクールを完璧に補佐す…
ハンネローレに時の女神ドレッファングーアが降臨してローゼマインを呼び出して以来、学園の混乱は続いている。ローゼマインは行方不明のままだし、女神が降臨したハンネローレは第二の女神の化身とみなされ、ローゼマインみたいにスゴいことができるだろう…
ダンジョンができて100年。モンスターから取れる魔石やダンジョン内部で発見される魔道具は人類社会に貢献していたが、同時にモンスターがダンジョンからあふれ出す「デスパレード」は大きな脅威であり、探索者がその異変を阻止するためにモンスターを狩るの…
運動会のシーズンとなったが、全国的にモンスターの出現数が増えている。イツキやニーナの周りにも頻繁に人型のモンスターが出没。しかもそいつらはイツキたちが駆除してもまた同じヤツが闊歩しているのだ。 いくばくかの不安を抱えつつ、イツキとニーナは運…
ルキウサリア王国へ留学することになったアーシャだったが、主に政治的な理由で正式な留学は難しく、とある貴族インテレージ家の息子アズロスとして入学することになった。一応、帝国の皇子としてルキウサリアに滞在し、滞在先の地下から隣地の学生寮にこっ…
「平和ボケした連中になにが護れるか」 魔族による軍学校襲撃の際の第一師団首脳部の言動を耳にした最高責任者は激怒し、前線へ行けと勅命を下した。 軍学校も学校ではあるがあくまで軍隊なので、修学旅行と言えば南海の孤島で上陸演習、職場体験と言えば前…
目が覚めたら俺はエロ漫画の悪役、郷田晃生に転生していた。赤く染め上げた髪の凶悪な人相の男だ。クラスメイトから年上の女まで登場するヒロインたちに次々と手を出して、抱いてはヤリ捨てまくる最低野郎。しかし、自分が悪いことをしなければ、単に若いチ…
「思うに、“桜の樹の下”というのは、“月の裏側”と一緒だよ。豊かな心というものは、暗闇の奥にも世界を持っている。桜の花と根と、月の表と裏とで、ようやくひとつの世界なんだ」 菊地一成の父は、慕っていた少女が死んだ息子にそう語った。 福島県郡山市翠…
「始めよう。俺たちの青春リベンジを」 本編完結後の拾遺集&後日譚。正確には店舗特典や電子書籍特典として書かれたものに書き下ろしを加え、本編を主人公以外の視点で語ったエピソードや後日譚、もうひとつの時間線での結末まで収録した28篇の短編集です。…
ガルパン同人誌『甲冑娘』に掲載されていた、サンダースを中心にしたギャグマンガ。1話あたり2~4頁の話がドンッとまとまってます。これ、まとめて読みたかったんです。ネタ的には、だいたいメインの「ガールズ&パンツァー」と「トップをねらえ!2」あた…
「僕が紳士である理由は、星空の輝きを体現したようなレディの君と一緒に居るためだからね」 クノンの言葉は今日も薄っぺらい。 自身が機密の塊である王宮魔術師は王城から出てはいけない。それが大原則だが、最近それに例外ができた。クノンに代わって領地…
「知識は、どんな時でも貴女の力になります」 ベルナデッタは微笑みながら言い切った。 ハルヴァル王立学園では、貧しい少女が成り上がって高貴な男性に見初められるロマンス小説「小公女物語」が流行していた。その物語になぞらえるなら、ヒロインは半年前…
「わたしは、また間違えたんだって……」 中学のときの告白の失敗を未だに引きずり、女にはモテるけど未来に夢を持たなくなったダメ男、藤ヶ谷はひき逃げにあったと思いきや10年前にタイムリープしていた。 14歳に戻った彼は、髪型を変えて見た目を整え、大人…
「負けはいいですね。学ぶことがとても多い」 クノンが婚約者に送った手紙の一節。 そろそろやりたいよねーという暗黙の了承があったもので、クノンと狂炎王子ことジオエリオン皇子との対決が始まった。学校のトップにして伝説の魔術師であるグレイ・ルーヴ…
魔術学園での商売を早くも軌道に乗せ、生計に目処がついたクノンは各派閥の先輩と共同研究を開始する。水魔術でエラそうに空を飛んだり、水中での呼吸法を研究したりしていたが、そこから実践篇として難破船の財宝探しへと話が広がっていくのだが……。 「先生…
「私は不協和音を奏でる邪魔な蠅です」 弦楽オーケストラ部に入った宇内一葉は、言語だったら英語フランス語中国語スペイン語とあれこれ叩き込まれていたが、楽譜はまともに読むことすら出来ないのだ。 宇内家の末裔、宇内一葉は今では数少なくなった言霊使…
「結局、きちんと整理された心を持つ者にとっては、死は次の大いなる冒険に過ぎないのじゃ」 ダンブルドア校長は死が近づくことについてそう語った。 クィディッチの選手として練習に励むハリー。ハロウィーンのパーティーのさなかに出現したトロールからハ…
「金貨はガリオンだ。銀貨がシックルで、17シックルが1ガリオン、1シックルは29クヌートだ。簡単だろうが」 魔法使いたちって指が何本あるんだろうか? ほとんどの人間は知らないのだけれど、世界中には魔法使いがけっこう存在していて魔法省なんて役所も…
「……でも『努力』と『無理』は別物だと思うんだよ。『無理』と『無理のしすぎ』もね」 三高の一条茜は、みんな期待に応えようと頑張りすぎだという。 2099年の九校戦が始まった。全国9つの魔法科高校が優勝という栄光を目指して激突する夏の祭典だ。 しかし…
「あとほんとにナンパじゃないよ。いくら僕でも初対面の女性にいきなりデートを申し込むほど不躾なことはしないよ。 やっぱり一回か二回は会った後だよね。お互い名前も知らない内から誘うことはないよ。そんなの誠意ある紳士のやることじゃない。 ごめんね…
「ふふふ。剣術なんてものはですな、元々まともではないのですよ。弱い奴が強くなるために身に付ける技術ですからな。 自然界で言えば、弱者が強者へと変じる不自然な行為なのです。これをまともと言えますかな」 老師オウロはそう言って笑った。 倒された魔…
地学準備室にいる白髪の少女、釣見朱鷺子を詐欺師だと八十島樹は決めつけていた。必ずや尻尾を捉えて断罪し、被害者を出さないようにするのだと。 実のところ、八十島は朱鷺子に止まらないしゃっくりを止めてもらったという恩があるのだ。しかし、それこそが…
「財布? 携帯? ぜんぜん違うよ。私が盗まれたのは――鉛筆さ」 奈良芳乃はシャープペンシルを使わない。きっちり削り揃えた鉛筆を常に筆箱に揃えているのだが、それが盗まれているのだという。しかもきっちり同じ銘柄、同じ削り具合のものとすり替えて。 吉…