巨大ロボット
マーベリア王国は閉鎖的だし自負心が強すぎて外国人を常に下に見ている。その原因の根幹には機械仕掛けの鉄騎士、機兵があるとニア・リストンは考える。人が魔物と戦うために生み出した機兵自体は悪くないが機兵至上主義は視野狭窄でよろしくない。そそんな…
「婿殿。組織なんて言うものは園芸と同じじゃ。病気になった枝は間引きする。一定の期間が経ったら根っこを切って鉢増しする。管理が重要なのじゃ」 嫁ちゃんことヴェロニカ皇女は、大義名分を用意して定期的に粛正することが巨大な組織の維持管理には必須だ…
「戦争をふっかけ、負けて相手に吸収されるのです。内政の強い大国を狙うのです」 40国ほどの小さな国が乱立している地域がある。武力に任せては侵略支配を繰り返すことが多いのだが、武力に任せて戦いばかりしているのでどこも内政はガタガタ。とにかく文官…
刑務所は既に満員だったので、軽微な犯罪については警察が奉仕活動に従事させることでチャラにするケースが増えていた。今回、惑星間走行列車の清掃奉仕にかり出されたのも、チハルとマキナなど銀河道路交通法違反や暴力行為で逮捕された者たち6人。 ところ…
「結局、武器っていうのは単純な技が一番の必殺技だったりするのよ。技とは一切の無駄を殺ぎ、より効率を求めた形に収束するから……」 ニアはシィルレーンに棒みたいな練習用槍の突きを披露する。 王国を追放されたニアはマーベリア王国に留学という体で放り…
「なにが『狙って撃つだけだから簡単です』よ! それが簡単にできたら戦死する狙撃手なんていないっての!」 翔子は激怒した。必ずやかの無知暴虐の輩を殴らねばならないと決意した。 これまでの啓太の活躍が軍上層部に認知の歪みを生じさせた。彼ほどではな…
「ボマーにかき回されて、こんなことに……」「……はぃ」 ボマーって誰だろうと思いつつ、千早は適当に能化ココのぼやきに話を合わせてみる。 雉も鳴かずば打たれまい。新界開発利権を握っていた角原議員はボマー(千早)に手を出したことをきっかけにあちこち…
『自然や状況の形態そのものに記憶する機能があれば、継続をとぎれさせる意思は、状況にも影響する。意思があれば成せるということは、まちがった意思から生まれたものは、組織であれ、親子関係さえも、まちがった形になってあらわれる』 つまり、それがア・…
「人生には生きる価値があると信じるのが難しいときがある」 ガス・キトコはときとして生きることへの執着を失う。 西暦2657年、深宇宙から襲来したインフィニットの軍勢によって人類の星間文明は滅亡の危機に瀕していた。巨大人型ロボット・ヴァンガード(…
「明日の天気はどうなってる?」 宇宙世紀0085。連邦とジオンの戦争は終結したが各コロニーの復興にはまだ遠く、サイド6にも多くの難民が辿り着いてスラムを形成していた。 サイド6のイズマ・コロニーでお嬢様学校に通っているアマテ・ユズリハは、戦争難…
フィリピンで愛され続けた日本のロボットアニメが実写化。70年代のロボットアニメで育った身としては、やっぱり観に行きますよ。夫婦で行ったけど、妻は半分くらいコンVと混ざっている記憶。ヨーヨーじゃなくてコマ回しなんだよ。 ボアザン星の侵略軍が地球…
ユニバース公開記念に購入。 2019年に発売された『SSSS.GRIDMAN ヒロインアーカイブ アカネ&六花』に『SSSS.DYNAZENON』のヒロインパートを追加して2021年に発刊されたものを2023年に再版した4刷。 版権絵だけでなく、ヒロイン視点からのストーリー紹介やス…
「『ガンダム Gのレコンキスタ』の「G」は、僕の頭の中ではずっと重力(gravitation)のGなんです」 それと元気の「G」だと富野由悠季。 ロボットアニメを中心にメカを語る季刊誌、今号のメイン記事は「1983年」。『メガゾーン23』で「いちばん平和で幸せ…
「今は『TVシリーズはハード』と言うんだよね。たかが1クールじゃねえか(笑)」 かつては3クール4クールがあたりまえだったのにと安彦良和。 週刊文春のエンターテイメント専門スペシャル増刊である「エンタ!」の、さらに別冊のガンダム特集号。もっと…
「パリは燃えていないのだな?」 オデッサ作戦を目前に控え、ジブラルタル方面を軸に連邦軍の攻勢が始まろうとしていた。ラス・パルマスに停泊中のホワイトベースにもカナリア諸島のアレングランサ島に潜伏していると思しき、残置諜者の掃討任務が与えられる…
本誌「イデオンおもしろいですね」 富野「どこが!?」 捜し物をしていて、探しているものは見つからないのに、どうでもいいものはぽろりとこぼれ出てくるのだけど、ついでだから記録しときます。 巻頭特集は「伝説巨神イデオン」で2~7話を中心にストーリー…
気がついたら「閃光のハサウェイ」の世界にいた。しかも、このままだと偽マフティーとしてハイジャックに参加したあげく、本編開始15分でハサウェイに殺される運命が待っている。 なんとか運命を回避しようとする男だが、彼が酒場で飲み代をタダにするために…
波止工業はロボットで龍眼島に出現した巨大害獣を駆除するのが業務。メーカーの蟹江技研から出向が決まった沖野鉄郎は、幼いころからロボットに憧れていたので夢のような出来事に思えたが現実は厳しい。 社屋は今にもつぶれそうだし、ミサイル一発撃つのにも…
公開してかなり経ったので、そろそろ良かろうかと劇場までお出かけ。 「泣いて救われるのは自分だけだ」 感想としては、テレビ版最終回でやりたかったことを、時間と技術をつぎ込んできちんと再話してみたんだね……という形でエピソードはあれこれ違うけど、…
辺境の村を傭兵集団が襲い、修行僧フェンの幼馴染の少女リムリアがさらわれた。フェンは、父の遺した古操兵「ニキ・ヴァシュマール」を駆って傭兵ガシュガルの操兵隊とリムリウを追う……。 超古代から存在する巨大ロボット型魔導兵器「操兵」がぶつかり合うヒ…
アストラギウス銀河を二分した百年戦争が終結したが、元ATパイロットで戦うことしか知らないケインは、戦友でクエント人傭兵シャ・バックに誘われ、アーマード・トルーパーで戦うバトリングの世界に足を踏み入れる。だが謎の男にシャ・バックが殺され……。 …
宇宙世紀0079。宇宙植民地サイド3はジオン公国を名乗り、連邦軍に独立戦争をしかけてきた。サイド7に住む15歳の少年アムロは、ジオン軍の奇襲の中、モビルスーツ・ガンダムに偶然乗り込んでしまうのだが……。 ガンダムはいまさら解説不要だけれど、これは監…
銀河系の中心に本社を置くツイミ不動産が地球に攻めてきた。ツイミ不動産の送り込む地上げ獣に立ち向かうのは、天才学者・飯田博士によって設計された巨大ロボットSOME-LINEと5人のパイロットたちだ! 巨大ロボットアニメや特撮番組のパロディ満載…
「愛は偉大だよ。何だって超えられるもん!」 エイラはひとり盛り上がっている。 アルグランド帝国では貴族の子弟が一人前と認められるために、就学前の3年間、他領に修行に出る必要がある。リアムももう50歳を超えたので、そろそろ修行に出る年齢なのだが…
大西洋上に突如として出現したのはアトランティス帝国、人と獣の混合種であるアトランティスの要塞だった。アトランティスが送り込む、あらゆる攻撃を防ぐオリハルコンの装甲をまとったハイビーストなる巨大兵器の蹂躙によって世界は滅亡寸前となる。 そのハ…
1979年のアニメ『機動戦士ガンダム』はあまりに戦記っぽく、それまでのロボットアニメと比較するとSF要素が強すぎたものだから、映像として見せられたもの以外、オフィシャルが設定していない部分まで、ファンがいろいろ考え始めました。その筆頭がガンダ…
「ガンダムセンチュリー」のヒットに気をよくした月刊OUT編集部がその後送り出したマニアックな資料本の1つ。 本編終了後に製作されたOVA「ザ・ラストレッドショルダー」の発売を受けて、そのフィルムストーリーを軸に、アニメの設定資料や監督らの座談…
アニメ『重戦機エルガイム』に登場するヘビーメタルを5~6頭身くらいのかわいい形にデフォルメし、さらには美少女化しようという企画で1985年刊行の同人誌。 メカ+美女というと、映画『メトロポリス』のアンドロイド・マリアからマンガ『コブラ』のアーマ…
「男性は黒が好きですよね。黒い機体は多いですよ」 真面目一筋に生きてきた男の一生は、結局託卵する悪妻とブラック企業にいいように弄ばれただけの人生だった。 案内人を名乗る謎の存在によって、星間国家が跋扈するスペースオペラの世界で貴族の御曹司と…
南米の連邦軍基地ジャブローで補給と整備を終えたホワイトベースは、再び宇宙へと飛び立った。宇宙での反攻作戦に出立するティアンム艦隊の囮としてである。 シャア・アズナブル率いる機動巡洋艦ザンジバルはホワイトベースを追うが、ニュータイプとして覚醒…