ラノベ雑記録2004

ライトノベルに限らず書籍や映画等の感想と覚え書きです。

「公爵令嬢の嗜み4」 澪亜

「私たちは王族だ。この身に流れる血の一滴まで、王国の為にあるもの。王国の害にしかならぬというのであれば、切り捨てるのみ」
 アルフレッド・ディーン・タスメリアの宣言。

 ディーンへの叶わぬ恋を自覚してしまった令嬢アイリスだが、国王が倒れ、タスメリアの国内は第一王子派と第二王子派に割れ国内が荒れているため領地経営の手は抜けない。
 そんなアイリスのもとに隣国アカシアの使者が訪れ、第一王子カァディルからの求婚を告げるのだった……。

 見た目カリフな王子様登場。ロマンス小説の王道ですね。新任のヒロインが部門の責任者となって周囲の予想外の大活躍。それを見守る社長の御曹司。お互いに惹かれ合っているけれど、それぞれの立場がそれを受け入れさせない。そこに現れるアラブの若き石油王……みたいな展開です。
 とりあえずお家騒動の決着まで。

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