
「平和ボケした連中になにが護れるか」
魔族による軍学校襲撃の際の第一師団首脳部の言動を耳にした最高責任者は激怒し、前線へ行けと勅命を下した。
軍学校も学校ではあるがあくまで軍隊なので、修学旅行と言えば南海の孤島で上陸演習、職場体験と言えば前線送り。学園祭は比較的まともだけれど、つまり一般大衆への広報活動で基地祭みたいなものなのだが、その準備に川上啓太の出番はない。九州戦線の救世主、極東ロシア戦線の英雄。いつどこにまた呼び出しがかかるか分からない啓太をあてにはできないのだ。
ところがそんな啓太に出番はあった。広告塔として機士戦(模擬戦)に参加して来賓にお披露目するのだ。ただし使用する機体は初期化状態の量産機。ただ手加減無用という……。
今回も襲ってくる悪魔の軍勢の目的が「人類殲滅」ではなく「戦いが継続する」ことであるのが強調されます。前回も、つい過剰戦力を投入して人類軍が大打撃を受けたもので担当した魔族が魔王に怒られてましたが、今回も似たような話。人類側の決戦戦力が川上啓太であることが露見しましたが、人質取るとか暗殺とかは禁止で、攻め入る時も彼が不在かどうかきちんと確認して戦力調整しろみたいな話で、気の使い方はゲドー社以上。
共生派の誕生理由も、こういった悪魔側の都合をいいように解釈しての自爆というあたり、『ガンパレード・マーチ』以来気になっていた疑問が解決しました。
【極東救世主伝説3 少年、世界の敵と相対す。~軍学校襲撃編~】【仏ょも】【黒銀】【カドカワBOOKS】【小説家になろう】【カクヨム】【アーマードコア】