ラノベ雑記録2004

ライトノベルに限らず書籍や映画等の感想と覚え書きです。

「人形使い」 ロバート・A・ハインライン

 アイオワ州に未確認飛行物体が着陸。しかし、その調査に赴いた捜査官は全員が行方不明になってしまった。
 あらためて捜査に向かった秘密捜査官サムのチームが突き止めた真実は、宇宙からやってきたナメクジ状の寄生生物に取り憑かれ、既にアイオワ州の住民のほとんどが異星人の思うままに操られる人形になっていたということだった……。

 東西冷戦を背景に描かれる宇宙人の侵略劇。街が丸ごと異形の敵に支配される侵略テーマの作品は多いけれど、そこはハインラインらしく、怪奇とサスペンスというより、行け行けゴーゴー!侵略者は殲滅だ!的なクライマックスに怒濤の展開。
 今風のイラストで再刊されたけれど、旧版のスタジオぬえによる美少女人形の方が不気味かつ作品のテーマをしっかり表現していた気がします。

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