ラノベ雑記録2004

ライトノベルに限らず書籍や映画等の感想と覚え書きです。

「風の谷のナウシカ」 監督:宮崎駿

 あの『さよならジュピター』と同時期に公開された映画が『風の谷のナウシカ』。今でこそジブリ映画の筆頭ですが、公開当時は“トップクラフト制作の徳間書店の映画”。徳間書店の映画はここから始まり、『アリオン』『天空の城ラピュタ』『GRAY』と続くことになります。
 同時上映は『名探偵ホームズ』。イタリアの放送局の発注で東京ムービー新社が製作していて、日本では未公開だったものの中から宮崎駿監督分を2本公開。「青い紅玉の巻」と「海底の財宝の巻」で、自分はナウシカよりこちらの方が面白かったですね。アニメージュ誌上で「青い紅玉の巻」でのサンドイッチが美味しそう!とピックアップされていたのを覚えています。
 後に日本でもテレビ放映されたものの、劇場版でのホームズの落ち着いた語り口とハッチャケたBGMとの組み合わせが消えていてションボリ。軍艦マーチでいいじゃないかっ!?

風の谷のナウシカ】【宮崎駿】【徳間書店】【博報堂】【高畑勲】【久石譲】【トップクラフト