
ライトノベルに必要なのはリアリズムではないと長谷部チカラ。
地球も最近、異世界と国交を持つようになった。ただ、いろいろ事情があって誰でも勝手気ままに行き来できるわけではない。
そんな中、中堅ライトノベル作家の長谷部チカラは、異世界から来た女騎士シーナ・マスクリフの依頼を受けて、政府事業として異世界で小説教室を開くことになった。
インターネットとの接続は断たれるが新刊なんかは送ってもらえるし、むしろその方が執筆がはかどる。それになにより、競争相手がいない世界ならいながらにしてオンリーワンのナンバーワンになれるじゃないか!……。
教え子が神話級のおっぱいを持つ貴族令嬢とか、外見はロリだけど137歳の魔道士とか、あれこれいるけれど本質は異世界との文化ギャップを愉しむのではなく、自分のこだわり中二設定と読者理解の妥協点とか、あくまでライトノベルの書き方というあたりがポイント。
毒舌なドワーフの美少女・ミクニは、正統派の剛速球一直線のツンデレです。こんなツンデレ、久々に見ました。今後の活躍に期待。女騎士シーナはまだ、ただのダメなオタクなので、今後のキャラ造りに期待します。
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