ラノベ雑記録2004

ライトノベルに限らず書籍や映画等の感想と覚え書きです。

「29歳独身は異世界で自由に生きた……かった。」 リュート

 神さまだか何かの戯れらしいが、メタボ体型のオッサンこと三葉大志が、気がついたらかっこいいアンチャン、タイシ=ミツバとして異世界に立っていた。
 いろいろ反則的なスキルを手に入れているので冒険者として生計を立てようとしていたタイシのところに押しかけてきたのは、親の決めた結婚がイヤで家出して冒険者になったばかりの美少女マールだった。
 マールはタイシを酔いつぶすと……。

 主人公、ちょろすぎ!
 良くも悪くも典型的な異世界転生モノの王道なストーリー展開ですが、冷静に振り返るとヒロインの黒さにドン引きです。
 「押し掛け女房とイチャイチャ冒険の日々」なのはその通りだけれど、妹を人身御供にして家を飛び出し、寄生するために条件の良い主人公に目を付け、だまし討ちで既成事実を作った……ってことだよね?
 当事者が最終的に納得しているから良いのだろうけれど、なんだかなーと思います。

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